s.n.492×××
2009年購入
第3世代（2001〜2013年）のXenoです。
これは友人の物で、
楽器を預かって最初期の吹き込みをしました。
この楽器を吹いた感想は
ズバリ！ライトなV.Bach。
音がしっかりとまとまり、
楽な吹奏感でV.Bachサウンドを再現できます。
この楽器はゴールドブラスベルですが、
吹奏感は非常に軽やかで、キツさは感じません。
しかし、同じYTR-8335のイエローブラスベルと吹き比べると
音色のふくよかさが増しているのが分かります。
銀メッキ、ラッカーの仕上げ選択も含めて、
好みで選ぶことができるのはこの楽器の利点です。
音色はV.Bachより少し明るくキメ細やかで、
素直な音色です。
V.Bachの基本モデル
（180ML37ベル25マウスパイプ）
以外は邪道（←少々極論ですが・・・）
と言われる中、私はV.Bachの派生モデルよりも
コントロール性や音色でも上回る楽器だと思います。
ピッチの正確さ、コントロール性の良さは
海外モデルと比較になりません。
この楽器は作りがしっかりしているため、
一定期間きちんと吹き込みをしないと
本来持っている音色は出ません。
購入直後はベルにフタでもしたかのような
反応の悪さです。
その試練に耐えた結果、
突然スイッチが入ったかのように
素晴らしい鳴りを見せてくれる日が訪れます。
ヘビーボトムキャップ取り付けに関しては
その効果がはっきりと
確認できる楽器とできない楽器が
あるでのすが、
このXenoには効果的でした。
楽器全体の振動がベルに
向かって押し出されていく感じで、
大変気持ち良く鳴るようになりましたよ。
ちなみに・・・
見た目の色は変わってしまいますが、
YAMAHA原朋直モデル
サテンラッカー仕上げの
ヘビーボトムキャップは
相性が良かったです。
ちなみに・・・
第4世代（2013年発売の現行モデル）の
Xenoは反応が極めて良く、音色がとても軽やかです。
抵抗感も少ないので、V.Bachとは決別したのかなぁ、と思えました。
個人的には、所有するなら第3世代の方が価値があると思います。
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